農業体験でまちおこしを図る自治体が増えています。農業と言うと「きつい、汚い、臭い」の3Kというイメージが強く、若者の農業離れが進んでいます。

日本の食糧自給率が2010年の調査で40%を割り込んだ現状をどうにか打破するという意味合いも込めて、農業の本当の姿を知ってもらおうと農村部の自治体が都市の若者向けに行っているのが農業体験なのです。

具体的には日帰りの農業体験や、農家にホームステイするような形の泊まり込み型の農業体験など様々なコースがあります。若者に農業の辛さ、大変さだけでなく、楽しさややりがいも知ってもらうことで、食べ物の有難さを知る食育にもなりますし、過疎化が進む町村に若者を招き入れることがまちおこしにもつながるのです。

こういった農業体験を通じて農業のやりがいを実感し、実際に都会から町村部へ移り住み、農業を営む人も増えているのです。農業体験によって、嫌なイメージの3Kでなく「カッコよくて、感動できて、稼げる」良い意味での3Kの農業に興味を持つ若者が増えることが狙いなのです。